設資材の高騰が止まらない。2022年6月から7月にかけてガラスや内装材、住宅設備機器などの値上げ発表が相次いだ。各社は22年10月前後に一斉に値上げする。ガラス大手のAGC、日本板硝子、セントラル硝子は22年10月1日、国内建築用ガラス製品を最大40%値上げする。AGCは22年10月1日納品分から価格を引き上げる予定だ。値上げ幅はフロートガラスで約40%、型板ガラスと網入り型板ガラスで約35%、網入り磨き板ガラスで約30%、鏡で約20%。複層ガラスや強化ガラスなどの主要な建築用加工ガラスでも25~30%値上げする。